2016年9月10日土曜日

ログハウスの雨どい金物



ログハウスと言えば、私は別荘を思い浮かべます。
大自然の静かな中、普段の疲れを癒す場所をイメージします。

別荘地のほとんどが雨どいが付きません。
雪の問題や枯れ葉落ち葉がたくさんあり、雨どいその物が機能しません。

ただ今回は住宅地の一角にログハウスを建て、雨どいを付けないわけにはいきません。
通行人などにご迷惑がなりますし、、、、


ここで一つ問題が!!雨どいの金物勾配(屋根傾斜)が通常4寸までが
標準品となり、今回の屋根勾配用9寸は受注生産品となります。


これが9寸勾配用の雨どい金物。
丸い部分が雨水を受ける部分で、右の斜め部分(破風)がビスを留める所。
下の真っ直ぐな棒が補強材、雪など重みあってもダレ下がらないように、
工夫してます。
ちなみに人がぶら下がっても曲がりません。



一昨日まで足場があったのに、、、金物製作に時間がかかり、脚立で作業となりました。
特殊雨どい金物納期は、しっかりみないとダメですね!

田中建築事務所